会社概要
概要
当社は、2014年6月に神奈川工科大学工学部初の学生ベンチャー企業として、当時の大学院生を中心に設立された会社です。もともと、工学部機械工学科の矢田研究室(熱力学研究室:水素・水素エネルギー研究室)の成果を社会に広める目的で設立された会社ですが、現在は神奈川工科大学を退職した矢田が代表取締役となり、34年余りの矢田研究室の研究成果である「代替フロンとしての炭化水素冷媒」、「高い発電効率を目指した熱電気複合型太陽電池システム」そして「次世代の燃料としての水素・水素エネルギー」を主要なテーマに研究・開発を行っています。
これらの研究テーマの中でも、当社が現在一番に注力しているのは、「次世代の燃料としての水素・水素エネルギー」です。特に、ここ2年ほどは「燃料としての水素」だけでなく、「水素・酸素燃焼」に着目して、農業用温室や家庭用の屋内暖房に、水素・酸素燃焼を活用したシステムの開発・普及を目指しています。
また、代表取締役の矢田は、30年以上にわたって「地震の前兆現象の把握(地震予知)」にも従事しており、当社と同じ事務所に主たる事務所を置いている地震予知のNPO法人「大気イオン地震予測研究会e-PISCO」の理事長も務めています。
M&Kテクノロジーの設立の経緯
「M&Kテクノロジー」の発端は、現代表の矢田が、神奈川工科大学工学部機械工学科に在籍時代に環境にやさしい暖房ということで、燃料としての「水素」に着目したのがきっかけです。今でもそうですが、エアコン・電熱器系以外の暖房装置のほとんどすべては、稼働時に二酸化炭素(CO2)を発生させます。燃料としてCO2を出さないエネルギー源は、原子力か水素しかないと考えます。で、原子力が福島原発のような感じですので、実用化に向かうべきエネルギー源は「水素」と考えました。
実際に農業用温室をお借りして、冬季の暖房実験(加温試験)を行ったのですが、その時の結果は良好で、従来型の燃油炊き加温器と水素・酸素燃焼加温器は同等の性能が確認できました。ただし、その時の実験で使用した水素発生機は、国産の水素発生機または水素・酸素発生機をビッグサイトの展示会等で見つけて購入させていただいたものですが、2台購入した国産水素発生機はいずれも海外製の物で一つは韓国製、もう一つは中国製の機械でした。海外製の機械でも無事に稼働してくれればよかったのですが、韓国製の機械は無事に稼働して実験開始までに2か月以上かかり、中国製の機械は実験の最中に電源部が高温のため発煙するありさまで、思うように水素加温の実験を遂行することが適いませんでした。その時の担当学生の一人が、「我々は工科大学なのだから自分たちで機械を作りましょう」といって、自分たちで部品を調達して小型の水素発生機を設計・製作しました。この時に製作した水素発生機が今の「小型水素発生機アクピア」の初号機です。大学の研究費で製作したため、水素発生量は1分間に500 ml と暖房に使うには小さすぎましたが、当時流行していた水素水を家庭でできる点や好きな飲み物を水素含有飲料に変えられることから、複数のお問い合わせやご注文をいただきました。大学の名前で販売することに問題がありましたので、学生ベンチャーを立ち上げて小型水素発生機の開発・製造・販売を行うようにしたのが、当社M&Kテクノロジーであり、言い出した担当学生に初代の社長を務めてもらいました。
社名 | 株式会社M&Kテクノロジー |
---|---|
所在地 | 【本社】〒242-0007 神奈川県大和市中央林間5丁目6-1 チャイルドシティA号棟303号室 |
設立 | 2014年6月5日 |
資本金 | 30万円 |
従業員数 | 0人 |
役員 | 代表取締役 矢田 直之 取締役 石田 来実 |
お問い合わせ | TEL: 070-3291-1023 E-mail:info@mk-tech.co.jp naoyadamkt@gmail.com |